大阪・関西万博「いのちめぐる冒険」のテーマに紐付く生態系トークセッションを大阪・うめきたで開催

マクロスシリーズ監督・メカデザイナー河森正治率いる株式会社Vector Vision(東京都世田谷区)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業河森正治プロデュース「いのちめぐる冒険」共同プロジェクト『いきもの探しはデカルチャー!』の途中成果を発表し、また当パビリオンのテーマとなる生態系について、アニメーション監督の富野由悠季氏との貴重なトークセッションも同時開催いたしました。

アニメツーリズム協会初代会長 富野 由悠季氏からのバトンタッチ
河森正治のクリエイションの源は「旅」。自治体と連携し、アニメの聖地を制定する『アニメツーリズム協会』の活動に2023年度から関わってまいりました。
この度、大先輩である富野氏からバトンを引き継ぎ、アニメツーリズム二代目会長に就任した河森プロデューサーは、『アニメに携わる全ての人に寄り添い、アニメ業界と地域の発展を願いつつ、“世界から選ばれる地元と日本”に貢献する』という協会の理念を継承していきます。
会見では、富野氏と河森正治のアニメがもたらす地方創生、海外と日本の未来の接点について、生態系についてトークセッションを行いました。

富野監督は、「アニメツーリズムは、最初ただ旅行に出かけさせる趣旨かと思って嫌いだった。でもファンからのメッセージを見て、アニメという絵空事を見ていた人々が、実際の場所を訪れる。そこに日本の隠された魅力を発信することは価値があると思った。物事を見る力が上がっていくんじゃないか。生物の多様性を含め、そういう人たちが20年、30年、土地を周り、知らない土地も無価値ではないことを知る糸口になるのでは。」とアニメ×ツーリズムの可能性を伝えました。
また、生態系について「人間は、有限の地球を無限に使わなくてはならない。こんなビルをバンバン作ってはいけない、ここ(うめきた)のように緑地を増やさなければならない」と語ってくださいました。

河森プロデューサーは、「人間が作るデザインは意図がわかりやすいが、自然や生態系のデザインは不思議が多くて興味深い。わからないことに向けてアプローチしていくのが「いのちめぐる冒険」というパビリオンでもあるし、わからないことに向けて出かけて行くのがツーリズムとも言える。
世界中を旅して、中国の奥地やシルクロードで出会った子供達のキラキラした目が印象的で、最先端の技術やデザインも大好きだが、それと同じくらい自然にも触れないとバランスが悪くなるのではないかと思っている」と語り、富野監督はその視点の重要性を重ねて発信されました。
「いきもの探しはデカルチャー!」150万投稿突破!進捗報告会
河森正治プロデュース「いのちめぐる冒険」では、協賛パートナーである株式会社バイオーム(京都府 代表取締役 藤木庄五郎)、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(東京都 代表取締役社長 最高経営責任者 カリン・ドラガン)、TOPPANホールディングス株式会社(東京都 代表取締役社長 CEO 麿秀晴)、くら寿司株式会社(大阪府 代表取締役社長 田中邦彦)と共に生態系観測プロジェクト「いきもの探しはデカルチャー!(旧・いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト)」を2023年秋よりスタート。
この度、当該プロジェクトにおいて、投稿数が150万件を突破したことを発表。

株式会社バイオーム・代表取締役の藤木庄五郎氏は、「今、100万種もの生きものが絶滅に瀕している。生物多様性のモニタリングと、データに基づく確かな対策が必要。世界的にモニタリングが進んでいない状況があり、バイオームを立ち上げた。この共同プロジェクトを通じて、生きものの面白さに触れて欲しい。」と発信。

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社・EXPO営業推進部のセルフ沙理衣氏は、自社で取り組む水資源保全活動を紹介。工場周辺流域の地域と連携しながら、森林保全や草原保全、水田たん水などの活動を行うことで、生態系保全につなげていることを発表しました。

TOPPANホールディングス株式会社・万博・IR推進室 EXPO2025事業推進グループ の藤田昌和氏は、自社保有の拠点で推進するビオトープ活動について紹介。
自社の保護区域でのモニタリングにバイオームを活用していること、またそれが環境省の指定する30by30に選定されていることを伝えました。

くら寿司株式会社・広報宣伝・IR本部 広報部 ジュニアマネージャーの小山祐一郎氏は、日本初の「オーガニックはまち」、AIを活用した「スマート養殖」や、獲れた魚を丸ごと活用する「さかな100%プロジェクト」、「低利用魚の活用」などを紹介いただきました。
「世界の見え方」を表現したバイオームセルお披露目5万件以上投稿された「希少種」の中から位置情報を提供しない形で、29種を紹介。
またウシガエルやヌートリアなどの「外来種」にも着目。また「秋に見られる注目生物」をテーマにしたパネルディスカッションでは、ツマグロヒョウモンや紅葉など温暖化の影響を受けている生きものを紹介。
また、生きものマニアの「世界の見え方」を表現したバイオームセル(仮)を初お披露目しました。

▼プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000122231.html





