

生物多様性超シナプス
いきものを知ることは、
世界の解像度を取り戻す試みである。
その人は、生物多様性を深く愛している。
その人は、鋭い洞察で生物に共通する
特徴・形態を体系的に理解する。
その人に、この世界はどのように
見えているだろう。
展示内容
地面に這いつくばって雑草を観察したり、川で一人、何時間もガサガサしたり。いきもの探しに並外れた情熱を傾けるフィールドワーカー達。彼らをフィールドへ駆り立てるいきもの探しの魅力とは、いったい何なのでしょうか? 自然の中での彼らのしぐさ、目線の動き、脳内で考えていることを分解して、グラフィックと動画で表現しました。彼らに見えている世界の一端を、フィールドでの「超シナプス」の瞬間を、ほんの少しだけ覗いてみませんか。



バックストーリー
みわける

野外で出会う、一見よく似たいきもの達。その全てにそれぞれの名前がついているのは、先人たちの地道な観察と研究の積み重ねによるものです。身近な環境で見られるいきものの見分け方を、アプリBiomeにユーザーが投稿した写真を用いて図示しました。
つなぐ
壁面と天井のいきものは、分類ごとに一本の線でつながれています。その線は、床面の生物分類図から伸び、また分類図へと帰っていきます。いきものを見分け、ひとつひとつ分類してきた人々の、あくなき探求の歴史と、現在も続くその営みを表現しています。
あなたもフィールドへでかけよう!
万博期間中、アプリBiomeではいきものの見分け方を楽しく学べるイベントを開催します。今朝、通勤途中で出会ったのはドバト?キジバト?昼休み、公園で飛んでいたのはナミアゲハ?それともキアゲハ?目に映る世界の解像度が少しだけ上がる体験を、ぜひお楽しみください。
- 予約は不要です
- アプリBiomeにてご参加いただけます